WordPress を利用する際によく使用する表示領域は Widget を作成しておけば、(1)再利用や(2)設定の変更を管理画面でできる、などのメリットがあるらしい。そこで、Widget はどのように作成するか調べてみた。
基本形
Widget は WP_Widget クラスを継承した以下の形が基本形となる。
1 |
|
コンストラクター
コンストラクターでは、主に3つの処理を行う。
- ウィジェットの情報用の設定値を配列で用意
- ウィジェットの操作用の設定値を配列で用意
- 親クラスのコンストラクタで初期化
例
1 | /** |
管理画面に Widget 設定フォームを出力する
WordPress の管理画面で Widget の設定を行うフォームを表示するメソッド。必要であれば、表示する値の無害化を行う。
1 | public function form( $instance ) { |
Widget の内容を HTML 形式で出力する
実際に WordPress 上に HTML を出力するメソッド。
1 | /** |
引数 $arg は、register_sidebar() でサイドバー領域を登録した際の、
1 | register_sidebars( |
表示オプションが渡される。
引数 $instance は Widget 登録画面で設定した値が渡される。
データの検証・無害化を行い、データを安全な値で保存する
WordPress の管理画面で Widget の設定を変更した際に、設定内容をDBに保存するメソッド。
1 | /** |
これで、 WordPress の Widget の基本形を一通り確認したので、次は実際に独自 Widget を作成したい。